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特集コンテンツ【鉄筋コンクリート住宅ガイド】

暮らしの中の静寂にも価値がある

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遮音性と快適な暮らしには深い関係があります。

交通量の多い道路、隣家の生活音、電車、ビル工事・・・。都市生活は様々な喧噪に取り巻かれています。一旦家の中に入ると、そこに静寂がある。これはとても贅沢なことなのかもしれません。鉄筋コンクリート住宅なら、外の騒音も上下階の衝撃音も伝わりにくい、しっかりとした遮音性能があります。

コンクリートのように比重の大きい物質は遮音性能が優れています。

遮音とは文字通り外部からの音を遮ることですが、音に対しては、基本的に重い(比重が大きい)材料ほど遮音能力が高くなります。鉄筋コンクリート住宅の壁厚は150〜180。1平米当り400超の重量がありますので、他の構造(材料)と比較して遮音性能の面で非常に優位ということができます。

コンクリート(180厚)の透過損失

デジベル(dB) 騒音の目安
120 飛行機のエンジン近く
110 自動車のクラクション
100 電車が通るときのガード下
90 大声による独唱、騒々しい工場内
80 地下鉄の車内
70 電話のベル、騒々しい事務所
60 静かな自動車、普通の会話
50 静かな事務所
40 深夜の街、図書館

シアタールーム、プライベートスタジオも気兼ねなく楽しめます。

鉄筋コンクリート造は、住まいの基本的な遮音性能が高いので、シアタールームや、プライベートスタジオなど、思い通りに趣味を楽しむライフスタイルが叶います。開口部のサッシやドアを防音仕様にすると更に高水準の防音室が可能です。
また、地下の場合、外壁が外気に接しないため、おのずと遮音性能は高まります。

※様々な条件により、住宅の遮音性能は異なります。

上下階の衝撃音、生活音も伝えない快適な室内環境です。

集合住宅のクレームとして多いのが上下階の音の問題です。人の歩く音などが響く「重量床衝撃音」、軽いものを落としたときに響く「軽量衝撃音」。どちらも床材等の選択である程度減少させることは出来ますが、構造の違いから来る遮音性を覆す程は期待できません。鉄筋コンクリートの家は天井スラブのコンクリート厚が180〜230。この厚さで音を遮断します。

構造計算のチェックポイント床衝撃音を吸収する床材と、音を遮断するコンクリート構造

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